薫り高いアイスコーヒーの入れ方

もう5月ですね。今年の春は暑い日が多く、もうアイスコーヒーを飲まれているお客様も多くなりました。
今回は、おいしくアイスコーヒーを飲むためのちょっとしたコツをご紹介します。
薫り高く味のあるアイスコーヒーを飲むためには、氷が溶けてしまう分濃い目のコーヒーを作り、氷で冷やします。


コーヒー豆は、アイスコーヒー用というわけではなく、いつものお気に入りのコーヒーを使えば十分です。アイスコーヒー用のコーヒー豆は深煎りが多く、グラスに注いだときに濃いコーヒー色を楽しむことが出来ますが、ホットコーヒーと同様に苦めの味となります。
<薫り高いアイスコーヒーの作り方>
1 お気に入りの煎りたて挽きたてコーヒーを用意。
2 使う分量は通常の1,5倍、抽出する量は通常の2/3。
3 出来上がったコーヒーを、氷の入ったグラスに注ぎます。コーヒーの液体が濁らないように一気に冷やします。そのためにグラスにゆっくりと注ぎます。
<具体的な分量(カリタ式の目安)>
1杯分:コーヒー24g、抽出量100cc
2杯分:コーヒー36g、抽出量200cc
3杯分:コーヒー48g、抽出量300cc
※一度に作る量が多いほど、一杯あたりのコーヒーの使用量は減ります。冷やしたコーヒーは味の劣化が少ないので、まとめて作られることをお勧めします。
もちろん、煎りたてのコーヒーでないと薫り高いアイスコーヒーは出来ません。
コーヒーは嗜好品。たくさん飲むものではなく、幸せのひとときを味わうための特別な一杯を味わっていただきたいと思います。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。
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