地域密着でコーヒー豆をお届けすること

地域密着経営という言葉がありますが、地域というよりはお客様密着経営ではないかと思います。
僕は岐阜の田舎の小さな商店街で生まれ育ちました。
お互いの家族関係はもちろん、職業や子供の通学している学校、場合によっては食べ物の好みまで知ってます。
そんな人間関係であれば、お客様のカユイところに手も届きます。
お向かいさんの好きな食べ物はイチゴだから、こんな商品を揃えてみよう。
最近忙しいようだから、商品をお届けしてあげようか?
新しい商品が発売されたけど、あの人ならきっと喜ぶはずだから教えてあげよう。
あの人は、あまりしつこく話すのが苦手だから、そっとしておいてあげよう。
いつも元気なのに寂しそうにしているから、声をかけてあげよう。
お客様に密着していると、そんなことも分かります。


お客様あっての商売。
であれば、お客様のことをよく知ることで、よりよいサービスができると思います。
今の時代は、情報が豊富にありますが、反面、お客様が何を選んで良いのか分からない時代にもなっていると思います。
とくに、コーヒーは分かりにくい商品。
一昔前は、ブラジル、モカ、キリマンジャロさえしっていれば良かったのに、最近ではブラジルハイーニャ農園、モカ イリガチェッフェ、キリマンジャロ モンデュール農園など、商品のレパートリーが何倍にも増えています。
そんなときに、お店がお客様のことを良く理解していれば、お客様のためのご提案もできるのではないかと思います。
商品知識はもちろんのこと、お客様のことをよく理解すること。そんな経営がこれからは大切だと思います。
これは、地域に限ったことではなく、通信販売などお取引のあるお客様全部に言えること。もしかしたら、仕入先などのお取引先にも言えることかもしれません。
今後、当店はお客様に密着した経営をし、おいしいコーヒーを通じ、ほっとする幸せを感じていただけるようなお手伝いをさせて頂きたいと思います。
どうぞ、引き続きお付き合いの程よろしくお願いいたします。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。