コーヒーミルの挽き心地

ガリガリ、ゴリゴリ。結構楽しいコーヒーミル。
煎りたてのコーヒーを挽けば、コーヒーのアロマが部屋中に広がります。
手挽きコーヒーミルには独特の味わいがあります。


そう思って、いざコーヒーミルを買ってみようと思ってみても、どれを買おうか必ず迷うのが、このコーヒーミルなのです。
普通何台も買うものではなく、多くの場合初めて買うというケースがほとんど。
そして、お客様に薦める側としても、かなり難しいのです。
おそらく、コーヒー専門店でないと、お客様にあったコーヒーミルを薦めるのは難しいのではないかと思います。
コーヒーミルには、大きく分けて電動ミルと手挽きミルとあります。
・毎日何杯も飲まれるご家庭
・挽くのが億劫な方
・コーヒー専門店気分を味わいたい方
そんな方々には、電動コーヒーミルをお勧め。
・一回に挽く量は3人分以下
・ゆっくりと、コーヒーを挽く時間と薫りを楽しみたい方
・まずは、コーヒーミルを買ってみたい方
・手軽で、お値打ちなミルを買ってみたい方
・インテリアとしても末永く使いたい方
そんな方には手挽きミルをお勧めします。
今回は、上手な手挽きミルの選び方をご紹介します。
手挽きコーヒーミルの選び方6ヶ条
1 蓋がついていること
  蓋がついていないと、豆を挽いたときに飛び散ります。そしてホコリが入ります。このホコリがなかなか取れないんです。そして、多くのコーヒーミルは洗うことができないし、洗うことが出来たとしても洗うことはしないのです。それが人間なのです(笑)
2 大きさ
  やはり、大きいものは高く小さいものは安いのですが、小さいものだと2人分挽くのも大変。歯が小さいだけではなく、豆や挽いた粉を入れるスペースが小さく、2度に分けて挽かなければならなくなります。これが意外と面倒なのです。移し変えるときに粉がこぼれて、キッチンが粉だらけになるのです。
ミルの説明書きをよく見て、欲しい大きさのミルを見つけましょう。(コーヒー豆も粉も30mlで約10gです)
3 ミルの歯
 コーヒーの本や、ホームページでいろいろ書かれていますが、実際はそれほど問題にはしなくてよいと思います。一般的に大きい方が早く楽に挽けます。
4 挽く時間
  これが、かなり重要。意外とコーヒー豆を挽くのには時間が掛かります。粗挽きか細挽きかで挽く時間は変わりますが、コーヒーミルによって挽く時間は凄く変わります。早いものと遅いものの差は2倍以上はあります。できれば、専門店で手にとって豆を挽かせてもらったほうがよいと思います。
5 挽き心地
  う~ん、これも外せない。やはり軽く挽くことができるものが良いです。子供でも挽けるような軽い挽き心地のミル。挽き心地が悪いミルは、ミル本体を足の股に挟まないと挽けないものもあるんです。
6 粉
  最後に挽いた粉が綺麗かどうか。挽いた粉が出来るだけ同じ大きさに揃っていること、微粉(特に細かい粉)が少ないことが非常に重要なのですが、初めてミルを購入される方が判断することはちょっと難しいかもしれません。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。

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