コーヒーとこどもについて

 世界保健機関(WHO)に付属する国際ガン研究機関(IARC)は「妊娠女性のコーヒー飲用と胎児の発育との相関関係を示す証拠は全くない」と報告しています。


(新宿医院院長/昭和大学医学部客員教授)
 アメリカに滞在してみてまず驚くことは、非常によくコーヒーを飲むことです。だからといって、お母さんやその子供に何か異常が起こったという話は聞きません。
 イギリス・コーヒー科学情報センターは、コーヒーと健康についていろいろ調査をしていますが、これによるとコーヒー好きの母親の子供に流産、早産、未熟児、奇形児が多かったという報告は出されていません。
 コーヒー好きの母親の母乳にはカフェインも含まれておりますが、それが乳児の発育に悪影響を及ぼすのではないかということです。この点についても特に問題はでていません。また、子供の知能に影響を与えるのではないかという心配もありますが、赤ちゃんから満7歳児の知能指数の調査では全く異常はみられませんでした。