コーヒーダイエットに関する研究

 いつでもどこでも手軽に飲めるコーヒー。
ふだん何気なく口にされているそのコーヒーに、様々な健康効果があることが分かってきています。


 女性の方には特に耳よりな話だと思いますが、コーヒーには脂肪を燃焼させる効果があると、近年、様々な研究機関から報告が出ています。この脂肪燃焼効果についての研究は一九八〇年、スイスのアチソン博士等の実験が基礎になっているといわれます。
 その結果から、コーヒーのダイエット効果に関する基本的なメカニズムを説明しますと、まずコーヒーに多く含まれるカフェインが、脂肪を分解するリパーゼという酵素を活性化します。そのリパーゼの働きにより、体内の貯蔵脂肪が脂肪酸とグリセリンに分解されます。分解された脂肪酸は血液の中に放出され、筋肉に送り込まれ、エネルギーとして働くというわけです。そしてこの効果は、空腹時、運動前に飲むと特に効果が高いことが、確認されています。
 そのカフェインの効果を長年研究されているのが、京都府立医科大学、内分泌・糖尿病・代謝内科の吉田俊秀教授です。
 先生は、ラットを使った実験結果を解説して「カフェインをまぜた餌を二週間与えると、体重増加は一グラム程度に抑えられたのに対し、カフェインを与えないラットは六・五グラムも増加したのです。この結果は明らかにカフェインの肥満抑制効果の証明となるでしょう」と話されました。