穴探し

なんのことかと言うと、コーヒー豆が入った袋には、必ず「穴」が開いているのです。
(ただし缶入のものは開いてません)
煎りたてのコーヒー豆からは炭酸ガスが放出されます。感覚ですが、豆のままで1ヶ月は炭酸ガスが豆の細胞から染み出てきます。その大部分は焙煎後1,2日のうちに放出され、その後は緩やかに放出されます。
そのガスを抜くために、コーヒー豆の袋には必ず穴が開いているのです。


もし穴が開いていなければガスが充満し破裂することもあります。特に飛行機の機内に持ち込むときは要注意です。
また、穴はとても小さな穴を一つ空けておけば十分です。小さな穴であれば中の空気は出ていくことがあっても、外気は入ってくることはほとんどありません。
あまり大きな穴を開けてしまうと外気が入ってきてしまいますが、空気の逆流を防止するための簡易な弁がついた袋もあります。
当店のコーヒー豆の袋にももちろん穴が開いてます。
一度、探してみてくださいね。

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投稿者プロフィール

大西 文明
大西 文明
愛知県瀬戸市で、コーヒー豆販売の専門店Coffee SAKURAを2001年に創業し、代表をしています。
エチオピア、グアテマラ、ブラジル、インドネシアなどのコーヒー生産地へ赴いたり、各地でコーヒーセミナーを100回以上を開催しながら、普段は店舗にてコーヒー豆の販売や道具の使い方、コーヒーの入れ方、選び方をアドバイスさせていただいています。

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