コーヒーの種類(産地)

コーヒーには多くの品種があるのと同時に、いろいろな産地のコーヒーがあります。
お茶でいえば、静岡茶や宇治茶といったように、コーヒーも品種よりも産地の違いにより分類することが多くなっています。
高級コーヒーとして昔から有名なブルーマウンテンは、ジャマイカのブルーマウンテン山麓、キリマンジャロはタンザニアのキリマンジャロ山麓で収穫されます。


サントスは、ブラジル産のほとんどのコーヒー豆がサントス港から出荷されているので、サントスという呼び名がついています。
モカはエチオピア産やイエメン産のコーヒーがイエメンのモカ港から出荷されていたので、モカという銘柄となっています。今では、モカ港は使われることがなくなり、エチオピアの隣のジプチから出荷されることが多いようですが、いまだにモカの愛称で親しまれています。
そして、もう少し産地の範囲を絞った形でコーヒー豆の分類がされます。
ブラジルであればセラードという地域で収穫されたコーヒー豆がセラードというひとつのブランドとなっていますし、更には集落や農園単位でコーヒー豆の取引がされ、ひとつのブランドとなっている場合も増えてきました。その名称は農園であったり、町の名前であったり、農園主の名前であったりします。
名称とその産地(農園)を少しご紹介します。
モカマタリ:イエメンのバニーマタルという地域。バニーは雨、マタルというのは部族という意味
シダモ:エチオピアのシダモという地域
イルガチェッフェ:エチオピアイルガチェッフェ地域
トミオフクダ:ブラジル バウー農園の農園主フクダトミオ氏
キリマンジャロモンデュール:タンザニア モンデュール農園
雲南:中華人民共和国雲南省
トバコ:インドネシアのトバ湖周辺
ハワイコナ:ハワイ州ハワイ島コナ地区
チャンチャマイヨ:ペルー中部地方のチャンチャマイヨ渓谷付近
日本のお茶やお米などと同じように、産地によりコーヒーの味の特徴が変わってくるため、産地ごとで取引されています。