コーヒールンバ

昔、アラブの偉いお坊さんが・・・という歌詞のコーヒールンバ。
コーヒーをモチーフにした名曲ですが、このコーヒールンバについて少し調べてみました。
今から約50年前の1961年に、西田佐知子さんやザ・ピーナッツが歌って以来、荻野目洋子さん、井上陽水さん、工藤静香さんなどが歌っていますが、これらは全て原曲をカバーしたものです。
コーヒールンバの原曲はベネズエラの作曲家、Jose Manzo Perroni が1958年に作詞・作曲し、Joseの甥であるHugo Blancoが演奏した「Moliendo Café」という曲で、日本だけでなく、カバーされ世界中で歌われているようです。
原曲と西田佐知子さんが歌った曲は、曲名だけでなく内容も全く違っています。
(Moliendo Caféはコーヒーを挽きながらという意味)
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イエメンの町並み:イエメン共和国観光省より



西田佐知子さんが歌ったコーヒールンバ
作詩:中沢清二
(※)昔アラブの偉い お坊さんが
恋を忘れた あわれな男に
しびれるような 香りいっぱいの
こはく色した 飲みものを教えてあげました
やがて心うきうき とっても不思議このムード
たちまち男は 若い娘に恋をした(※)
(※2)コンガ マラカス 楽しいルンバのリズム
南の国の情熱のアロマ
それは素敵な飲みもの コーヒー モカマタリ
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒールンバ(※2)
(※:くり返し)
(※2:くり返し×2)
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒールンバ
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒールンバ
みんな陽気に飲んで踊ろう
愛のコーヒールンバ
<原曲> Cuando la tarde languidece renacen las sombras, y en la quietud de los cafetales vuelven a sentir, esta triste canción de amor de la vieja molienda, en el letargo de la noche parece decir. Una pena de amor, una tristeza, lleva el zambo Manuel en su amargura, pasa incansable la noche moliendo café. <原曲・日本語訳>
日が暮れていく頃 闇が再び姿を現す
静けさの中 コーヒー農園はそのコーヒーを挽く音に
悲しい愛の歌を再び感じ始める
それはまるで無気力な夜の中 嘆き悲しんでいるかのよう
一つの愛の苦しみ 一つの悲しみ
それは給仕のマヌエルが持ってくるコーヒーの苦みの中にある
コーヒーを挽きながら 終わることのない夜が過ぎていく