非合理的という幸せ

最近、ネバーエンディングストーリーを書いた作家として有名なミヒャエル・エンデ著の「モモ」を読みました。
現代に忘れられた大切な部分に気づかされました。そのなかで特に印象に残った一説を抜粋して、ご紹介します。
「時計というものは、人間ひとりひとりの胸の中にあるものを、きわめて不完全ながらもまねてかたどったもの。光を見るために目があり、音を聞くために耳があるように、人間には時間を感じ取る心というものがある。その心が時間を感じ取らないようなときには、その時間はないのも同じ。」


非常に忙しい現代。合理的に物事を進めていくことは大切ですが、忘れてはならないことを忘れてしまってはいけないと思います。
コーヒーには様々な飲み方があります。缶コーヒーやインスタントコーヒー。豆を挽いてハンドドリップする場合もあれば、自分で焙煎してコーヒーを飲まれる方もみえます。
現代では、コーヒーに限らず、家事や仕事、全てが合理的で便利な世の中に進んでいます。
缶コーヒーよりもインスタントコーヒー。インスタントコーヒーよりもペーパードリップで淹れた一杯のコーヒーは、きっと時間を感じる心を与えてくれると思います。
たまには、いつもよりも非合理的な作業をしてみることが大切だと感じました。