コーヒーカップの取っ手

1645年、ヨーロッパ初のカフェがベネチアに誕生し、その後イギリス、フランス、そしてドイツと数十年間でヨーロッパ中にカフェが広まっていきました。
その頃使われていたコーヒーカップは中国製や日本製のもので、日本では伊万里焼が輸出されておりました。
当初はソーサーがなく、取っ手もついておりませんでした。


そのうち、伊万里から持ち込んだ小皿が大量に売れ残ってしまったので、コーヒーカップとセットにして使うことをマナーとしたことにより、ソーサーが誕生したといわれています。
その後、カップがずれないように溝がつけられるようにもなりました。
取っ手も最初はついておりませんでしたが、いつの間にか付くようになりました。これも日本のコーヒーカップが始まりと言われています。
1700年に入ると、マイセンで有名なドイツのドレスデンで磁気をつくる技術が生まれ、大変産業が発達しドレスデンはとても裕福な都市になります。今では町が世界遺産になっています。
それまでの間、日本の伊万里焼はヨーロッパのコーヒー文化を支えていたのです。