ロブスタ種というコーヒーの品種

コーヒーには、大きくわけてアラビカ種とロブスタ種という品種があります。
大きく分けてというのは、商業的に生産され、市場に十分流通しており普段私たちが飲んでいる品種という意味です。
ロブスタは力強いという意味で、正確にはカネフォラ種といいます。
というのは、カネフォラ種には、カネフォラとロブスタ、コウイロウなどに分類されますが、多くの場合ロブスタが使われているのでロブスタ種と呼ばれています。


ロブスタ種の特徴は栽培がしやすく病害虫に強いことですが、風味がアラビカ種より劣っています。その分価格は安く取引されています。
染色体数はアラビカ種の半分の22で、アラビカ種と違い2本以上の木を交配させないと花をつけません。
中央アフリカで発見され20世紀始めに飲まれるようになりました。
カフェインはアラビカ種より多い傾向にあります。
 世界の生産量は20~30%ほどを占め、主にインスタントコーヒーや缶コーヒーに使われたり、アラビカ種に混ぜて使われています。
ロブスタ種には、WIB(ウエスト・インディシュ・ベレーゲン)や、AP-1(アフターポリッシュ)、EP-1(ポリッシュしていないもの)など加工方法により分類され取引されています。
最近では、加工方法が進みおいしいロブスタ種も出てきていると聞いています。
また、ロブスタ種の栽培のしやすさを利用し、ロブスタ種の根幹にアラビカ種を接ぎ木して栽培されている農園も多くなっています。
ちなみに、コーヒーはアカネ科のコフェア属に属している植物で、そのうちエウコフェア亜属、エリトロコフェア節に属しているものにアラビカ種とロブスタ種があります。
コフェア属はエウコフェア亜属のほか3つの亜属があり、エウコフェア亜属にはエリトロコフェア節の他4つの節に分かれています。