ビアレッティ モカ・エクスプレス


モカ・エクスプレス

コーヒーに関心があれば、写真のコーヒー器具を見たことのある方は多いかと思います。
これは、イタリアのビアレッティ社製のコーヒー器具で、モカ・エキスプレスという商品です。イタリアのビアレッティさん(1988年生)が、1933年に発明しました。
このころ、イタリアの喫茶店bar(バール)では、1901年に発明されたエスプレッソマシンで作られたエスプレッソなどが飲まれていましたが、家庭でエスプレッソマシンを設置することは無理であったため、このような器具が作られたのではないかと考えています。


モカ・エキスプレス以外にも、ビアレッティ社では、ブリッカ、ミニエキスプレス、ムッカ・エキスプレスといった様々な商品を出していますが、モカ・エキスプレスと同じ構造です。他社からもこのような器具が発売されており、この器具のことをマキネッタ(イタリア語で小さなマシン)といいます。
マキネッタは、コーヒーの粉を内部のフィルターに詰め、下部に入れた水をガスコンロなどで温めることにより、蒸気圧でお湯がコーヒーの層を通過し、上部にコーヒー抽出液が溜まる構造になっています。
コーヒーを詰める工程が、エスプレッソマシンに似ており、蒸気圧を利用していることから、マキネッタのことを直火式エスプレッソと言われる方も多いです。
もちろん、他社からもマキネッタは発売されています。
しかし、モカ・エキスプレスのすごいところは、発売当初からほとんどデザインが変わっていないこと。イタリアの多くの家庭に浸透していること。そして世界中で販売され使われていることだと思います。
ちなみに、キッチン用品で有名なアレッシーは、ビアレッティさんのお孫さんにあたります。